照ノ富士「歴代の横綱たちと肩を並べることができた」富岡八幡宮で横綱力士碑刻名奉告祭

[ 2022年8月9日 17:02 ]

横綱力士碑にしこ名を刻む横綱照ノ富士(代表撮影)
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 大相撲の横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が9日、東京都江東区の富岡八幡宮で行われた横綱力士碑刻名奉告祭に出席した。富岡八幡宮は江戸時代に勧進相撲が始まった歴史のある地。自身にとっては昨年2月にドルジハンド夫人と挙式を行った思い出の地でもある。

 72人の偉大な先人たちに続いて、その名を刻んだ。「歴代の横綱たちと肩を並べることができたというのは改めて感じました」。昇進から1年、第73代横綱としての実感を込めた。大関以下の頃は「いろんなことを考えず、一生懸命強くなりたいという気持ちでずっとやっていた」というが、現在は「やらなくちゃいけない責任、行動を学びつつ頑張っていきたい」と自覚を強めている。

 昇進後は6場所中3場所で優勝、2場所で千秋楽まで賜杯を争っており、横綱としての責任を十分に果たしている。8度目の優勝を目指す秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へ向け「これからも自分の気持ち、自分の相撲を貫いて頑張っていきたい」と力を込めた。

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