日本勢12人初日終了、渋野日向子が65で首位「ちょっと怖い（笑）」、山下2アンダー、古江4オーバー

米女子ゴルフツアー　AIG全英女子オープン第1日 （ 2022年8月4日    英ガレーン・ミュアフィールド・リンクス＝6659ヤード、パー71 ）

＜全英女子オープン・初日＞第1ラウンド4番、笑顔を見せる渋野日向子（撮影・西尾　大助）
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　19年覇者の渋野日向子（23＝サントリー）が8バーディー、2ボギーの65で回り、6アンダーで初日を終え、暫定首位に立っている。リンクスの強風をものともせず、ショットが安定。強気のパットもかみ合い、8個のバーディーを量産した。「こんなにパターが入るの久しぶり。ちょっと怖かったです」と笑った。

　出だしの1番で約7メートルの下りスライスを沈め、波に乗る。残り85ヤードを58度ウエッジでベタピンした3番まで3連続バーディーと最高のスタート。4番で3パットのボギーを叩くも「1回ミスした方が自分は安心する。いい意味で調子に乗らずに済んだ」。その後もショット、パットとも好調。終わってみれば優勝した19年大会初日と同じ6アンダー発進となった。

　日本勢は12人全員がホールアウトし、海外ツアー初参戦の山下美夢有（21）が2アンダー、悲願のメジャー制覇を目指す畑岡奈紗（23）がイーブン、先月のエビアン選手権で3位に入った西郷真央（20）、高橋彩華（24）、堀琴音（26）が1オーバー、アマチュアの橋本美月（19）は2オーバー、前週の楽天スーパーレディースを制した勝みなみ（24）は3オーバーで初日を終えた。

　先週のスコットランド・オープンで米女子ツアー初優勝の古江彩佳（22）、笹生優花（21）は4オーバー、西村優菜（22）は6オーバー、藤田さいき（36）は9オーバーと出遅れている。