松山英樹はバーディー締めで1アンダー71発進「もう少し何か…」全英オープン第1日

[ 2022年7月15日 01:50 ]

米男子ゴルフツアー 第150回全英オープン第1日 ( 2022年7月14日    スコットランド・セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72 )

<全英オープン初日>14番、ティーショットを放つ松山(撮影・西尾 大助)
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 第150回の記念大会がゴルフ発祥の地とされる「聖地」セントアンドリュースで開幕した。21年マスターズに続くメジャー2勝目を目指す松山英樹(30=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの71でホールアウトした。

 時折青空ものぞく、穏やかな天候が広がったセントアンドリュース。松山はメジャー王者として「聖地」に戻ってきた。昨年のマスターズを制してから初めて臨む、8度目の全英オープン。1番からスタートすると、ギャラリー席からは大きな拍手と「ヒデキ!」の歓声が飛んだ。

 3番で3パットのボギーが先行。それでもパー5の5番で2オンし、8番パー3では第1打をピンそば1・8メートルに寄せてバーディーを奪い返す。その後は一進一退で、1アンダーで迎えた終盤だった。17番パー4で第2打がグリーン奥の道路までオーバー。ピンチとなったが、アイアンで転がして約2メートルに寄せる技ありの一打。パーパットこそカップをかすめたが、ボギーに収めた。そして短い最終18番パー4でティーショットをグリーンエッジまで運び、パターで寄せてバーディーで締めた。

 初日を1アンダーで終えて「ショットもパットも良くなってきているとは思うけど、もう少し何かハマるものがあればと思いますね」と松山。上位勢は伸ばしているが、まだ54ホール残っている。上位をにらみ、午後スタートとなる第2日に臨む。

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2022年7月14日のニュース