松坂氏 親交ある松山にエール「最終日の最終組で18番のスウィルカン橋歩いて」

[ 2022年7月14日 05:25 ]

ゴルフ 全英オープン14日開幕 ( セントアンドリュース=7313ヤード、パー72 )

<全英オープン・練習日>松山(右)らと笑顔を見せる松坂氏(撮影・西尾 大助)
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 男子ゴルフのメジャー最終戦、第150回全英オープンはセントアンドリュース(7313ヤード、パー72)で14日に開幕する。メジャー2勝目を狙う松山英樹(30=LEXUS)は13日、イン9ホールの練習ラウンドで開幕に備えた。昨年限りで現役を引退した松坂大輔氏(41=スポニチ本紙野球評論家)がキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」の取材で現地を訪れ、親交のある松山に熱烈なエールを送った。日本勢は6選手が出場する。

 平成の怪物にはハッキリと見える。松山が優勝を争いながら聖地セントアンドリュースを象徴する石橋を渡る雄姿が。この日も練習ラウンドを見守った松坂氏は早速、熱いエールを届けた。「松山君にも言いましたけど最終日の最終組で18番のスウィルカン橋を歩いていく姿を勝手にイメージしています」

 2人の親交は既に7~8年。先月の全米オープンも自宅のあるボストン近郊開催だったため、プライベートで足を運んだほどの松山マニアだ。現地入り後、スコットランドでお薦めの料理店も聞いた。「近くにおいしい“中華”が…」と松山。郷土料理を予想したが、まさかの答えに2人で腹を抱えた。明るい表情に今回も優勝を争う活躍を期待した。

 松坂氏はゴルフも70台の腕前で20代前半にはプロアマ戦でタイガー・ウッズと回った経験も持つ。その際、放った320ヤードのドライブはウッズより飛び、今も自慢の一打だ。「一生、言っていきます(笑い)。カチンと来たんでしょうね。次のホールでタイガーの本気を見ました。もう球にロケットがついたみたいに2段階で伸びて。それがうれしかったです」と笑った。

 ゴルフ発祥の地の芝は初めて踏んだ。かつて甲子園、フェンウェイ・パークなど数々の「聖地」を魅了してきた松坂氏は「応援する立場としては日本人同士の優勝争いも期待したい」と胸を膨らませつつ、自然と自身のゴルフ熱も触発された。今後のプロゴルファーへの挑戦について聞かれると「考えたりはしますね」とニヤリ。まさかの転身へ、色気も見せていた。

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