男子は大岩がプレーオフ制す、女子は1年生の松原V 全国大会進出

[ 2022年7月14日 05:24 ]

スポニチ後援令和4年度関東高校ゴルフ選手権最終日 ( 2022年7月13日    長野県 軽井沢72G東C 男子・入山C=6760ヤード、パー70、女子・押立C=6384ヤード、パー72 )

関東高校ゴルフ男子優勝の大岩
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 第1ラウンド(R)の残りホールを消化し、男子は大岩慶尚(千葉・千葉黎明3年)が3アンダー、67で並んだ堀鉄平(茨城・明秀学園日立2年)とのプレーオフを制した。引き続き第2Rが行われた女子は松原柊亜(しゅあ、茨城・ウェルネス1年)が通算4アンダー、140で優勝。なお男子はシード選手を除く上位44人、女子は36人が8月の全国大会(栃木・サンヒルズCC)に進出した。

 男子はプレーオフ3ホール目で決着をつけた大岩が「自分はプレッシャーに弱いので、このチャンスを生かしたかった」と喜んだ。初日は5番までで1オーバー。この日は6番から連続バーディーでスタートし「これで落ち着いてできました」と13ホールで5バーディー(1ボギー)を奪い67につなげた。千葉市出身で兄はツアーでも活躍する龍一。一緒に練習することも多く「具体的なアドバイスももらってます」という。21年夏、22年春と全国大会は出場しているが、トップ10には届いておらず「今年は優勝したいし、プロのツアーにも出たい」と目標を掲げた。

 女子はサスペンデッドも含め26ホールを戦い抜いた松原が「最後はボーっとして。3パットだけはしないようにプレーしました」と苦笑い。名物ホールの最終18番パー6では10メートルを沈めてバーディーとし、2ラウンド連続の70をマークした。昨年夏の中学全国大会で優勝、高校生となり「ゴルフに集中できるので安定してきました」という。全国大会のサンヒルズCCは小学生時代に何度かプレーしており「2日間アンダーを出したい」と意欲を見せた。

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