サニブラウン「他の人たちを引っ張る」世陸4大会連続出場“ベテラン”の意気込み

[ 2022年7月14日 05:25 ]

練習場で調整するサニブラウン
Photo By 共同

 陸上の世界選手権は米オレゴン州ユージンで15日(日本時間16日)に開幕する。日本選手団は12日、本番の競技場と離れた練習場で調整。男子100メートルと400メートルリレー代表のサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)は前日夜に現地入りし、この日はジョギングなどで軽めに体を動かした。4大会連続の出場に「年齢は若いけどベテランの域に入ってきた。他の人たちを引っ張っていけるような感じになれれば」と意気込んだ。100メートルで日本勢初の決勝進出、第2走者を任される方針のリレーでは日本の3大会連続表彰台が懸かる。拠点を置く米国での初開催に「ホーム感は結構ある。見慣れている感じの雰囲気もあって楽しみ」と心待ちにした。

 《男子走り高跳び・真野が先陣切り「勢いづける」》日本勢の先陣を切り、初日の男子走り高跳び予選に出場の真野友博(九電工)は「自分が結果を残し、次に出る選手を勢いづけられたらとひそかに思っている」と気合を込めた。男子400メートルリレーと200メートル代表の小池祐貴(住友電工)はウエートトレーニングなどで汗を流し「さらに体の調子が上がった感覚がある」と好感触だった。練習には、女子中長距離3種目に出場予定の田中希実(豊田自動織機)や、男子3000メートル障害で東京五輪7位の三浦龍司(順大)も参加した。

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