ラグビーリーグワン静岡 堀川隆延ヘッドコーチが監督から肩書変更 今季体制発表

[ 2022年7月14日 21:40 ]

静岡ブルーレヴズの今季体制発表会見でスローガン「REV UP!」のボードを手に、意欲を高める堀川ヘッドコーチ(左)と山谷社長。
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 ラグビーリーグワン1部静岡は14日、静岡県磐田市内のクラブハウスで今季体制発表会見を行った。

 堀川隆延ヘッドコーチ(HC、48)が昨季までの監督から肩書を変更して指揮を執り、昨季はHCの肩書だった大久保直弥氏(46)は、アシスタントコーチ兼ハイパフォーマンスディレクターとなる。チーム選手最年長37歳のSH矢富勇毅は昨季に続きプレーイングアドバイザーを担う。

 堀川HCは「昨年は悔しい結果で、8位という成績に満足しているのは一人もいません。1つ1つ階段を上がり、前進していきたいと思います」と決意を示した。チームは5日に全体練習を開始し、前日13日に第1回ミーティングを実施。優勝した埼玉や4位BL東京に、ラスト1プレーで逆転負けした昨季の教訓を生かそうと、残り20分間の試合運びなどが巻き返しの重点ポイントとなる。

 新加入で、今年のスーパーラグビーパシフィックでクルセーダーズの優勝に貢献したSHブリン・ホール(30=ニュージーランド)は今月中にも合流見込み。堀川HCは「ボールタッチが最も多いポジションで、ゲームをコントロールしてくれると思います。チャンピオンチームの文化も伝えてくれれば」と期待を込めた。

 今季のチームスローガンは「REV UP(レヴ アップ)!」。勢いに加速を付けるなどの意で、クラブとして成長を続ける姿勢も表している。「日本一を目指し、まずは4強入り」とゼネラルマネジャー、強化部長を兼務する山谷拓志社長(52)。開幕前には、選手を積極的に地域のイベントに参加させたり、静岡県中部地区で強化合宿、プレシーズン戦を開催するなど、チームの浸透度も深め、ホストゲームの1試合平均入場者数は昨季の3620人から1万人を目指す。

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2022年7月14日のニュース