川合俊一会長 着服、体罰…バレーボール界の相次ぐ不祥事に「しっかりコミュニケーションを」

[ 2022年6月30日 17:28 ]

川合俊一日本バレーボール協会会長
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 日本バレーボール協会の川合俊一会長が30日、自身のインスタグラムを更新。全国ブロック長会議を開いたことを報告し、相次ぐ不祥事の再発防止への意気込みをつづった。

 「全国ブロック長会議。各ブロックのバレーボールの情報交換をしたり要望を聞いたりする会議。今回のような不祥事が起こらないようにしっかりコミュニケーションをとっていきます」と投稿した。

 大阪府バレーボール協会は28日、大阪市内で会見を開き、05年から21年まで会計を担当していた理事が2579万円を着服していたと発表。同協会によると、当該理事は全額をスーパーチャット(インターネット上での課金システム)に使ったといい、今年6月20日に全額を弁済した。同協会内では会見を開き公表することに消極的な関係者がいたという。

 また、千葉県警松戸署は29日、高校バレーボール部の練習中にミスをした女子部員の顔に至近距離からボールをぶつけたとして、傷害の疑いで東京都港区南青山、県立松戸高教諭で部の顧問の男(50)を逮捕した。署によると容疑を一部否認している。女子部員は顔に1週間のけが。「春高バレー」と呼ばれる全国大会の事務局によると、男は以前勤務していた県立高校(千葉市)の監督時代、同校を2018年まで少なくとも6回出場に導いていた。バレーボール界では日本協会の前会長が診断書偽造問題を公表せず解職となるなどしている。

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