大坂2回戦完敗 左アキレス腱痛の影響で思うようにプレーできず 全仏へ不安残す

[ 2022年5月3日 05:30 ]

マドリード・オープン ( 2022年5月1日    マドリード )

ショットを放つ大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス2回戦が1日に行われ、世界ランキング36位の大坂なおみ(フリー)は世界47位のサラ・ソリベストルモ(スペイン)に3―6、1―6で完敗した。1回戦の後に左アキレス腱痛が出たとし、本調子には遠かった。苦手のクレーコートでの今季自身初戦は早期敗退となり、22日開幕の全仏オープンに不安を残した。次はイタリア国際(9日開幕、ローマ)に出場予定。

 大坂はなすすべなく敗れ去った。左アキレス腱に痛みを抱え、前日はサーブ練習もしなかった。左脚はテープで覆うなど、万全には程遠く「厳しい試合になると分かっていた。やりたいようなプレーができなかった」と力なく話した。

 「(ケガが)大きな問題になるとは考えられない。良くなっていくと思う」と楽観的だが、次戦に出場できるかどうかがまず焦点となる。また、ウィンブルドン選手権(6月27日開幕)の混合ダブルスに出場する意向を示した。

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2022年5月3日のニュース