日本ラグビー協会・清宮克幸副会長　日比野さんとの思い出回顧「ずいぶん褒められた。懐かしい」

日比野弘さんを囲む会で設けられた祭壇（提供写真）
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　ラグビー元日本代表で早大や日本代表監督などを歴任し、昨年11月に86歳で亡くなった日比野弘（ひびの・ひろし）さんを悼む「日比野弘さんを囲む会」が3日、都内で行われた。

　05～15年に日本ラグビー協会の会長を務めた森喜朗氏（84）らが発起人となって開催。早大OBをはじめ、日本協会やリーグワンの関係者など約500人が出席した。

　早大OBで日本協会の清宮克幸副会長（54）は会の終了後に取材対応し「思い出は高校3年生の時の日本代表合宿。（日比野さんが）“私の特技は顔と名前を覚えることです。ほっほっほっ～”とごあいさつされて、次の日の朝の練習で本当に覚えていた」とエピソードを明かした。

　また、早大時代は日比野ゼミに所属していたという。「卒業論文はもちろん、早稲田ラグビーについて書いた。（執筆内容が）“こんなんでいいのか”って思ったけど、日比野さんにずいぶん褒められた。日比野さんが他の人にも見せていたことも他の人から聞いた。懐かしい」と思い出話を振り返った。