樋口新葉「足を治すために生きる」右すね疲労骨折で回復最優先

[ 2022年4月22日 16:11 ]

明大の特別功労賞を受賞した樋口は、公式キャラクター「めいじろう」のぬいぐるみを手に笑顔
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 フィギュアスケート女子で北京五輪団体銅メダル獲得に貢献した樋口新葉(明大)が22日、東京都の明大駿河台キャンパスで同大の特別功労賞を受賞した。贈呈式後に取材に応じ「140年の歴史の中で37人しかもらえない、凄く名誉ある賞。これからも頑張りたいと気が引き締まった」と話した。

 北京五輪の帰国後に右すねに痛みが出たが、3月の世界選手権まで戦い抜いた。今月15日に右すねの疲労骨折の診断が出ており、医師からは「これで滑っていたんですか。1カ月は絶対に休んでください。ジャンプは絶対跳ばないように」と言われたという。樋口は「少し休みたい。(回復が)最優先」と話し、「学校に来て授業を受ける。あとは足を治すために生きる、みたいな。毎日治療ばかりしている」と現在の状況を語った。

 勝負のシーズンを終えて心身ともに疲れており「目標が見えない。続けられるのか不安」と感じる時もあるという。「また気持ちを切り替えて頑張りたい。休めるだけ休みたい」と言い、今後については「スケートでは全日本で優勝すること。学校だと卒業目前。ミスしないように頑張りたい」と話した。

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2022年4月22日のニュース