羽生結弦 22年度も強化選手に選出

[ 2022年4月22日 05:34 ]

羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 日本スケート連盟は21日、22年度の強化選手を発表し、フィギュアの特別強化選手には、来季の現役続行を明言していない男子の羽生結弦(27=ANA)も名を連ねた。羽生は昨年12月の全日本選手権優勝、4位だった北京五輪でも前人未到の4回転半を世界初認定。21~22年シーズンの成績に応じた指定となり、進退は考慮していない。

 羽生は進退について「フィールドは問わない」と語っている。日本連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長は強化指定と現役続行が「イコールにはならない」とし「認定基準に沿って引退の意向を伝えた選手以外を指定した」と説明。現段階で羽生から来季の意思表示は受けていないという。

 特別強化は羽生のほか、3月の世界選手権アベックVの宇野昌磨(トヨタ自動車)、坂本花織(シスメックス)ら男女計10人。ペアで世界選手権銀の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)も入った。右足首の負傷で今季出場のなかった紀平梨花(トヨタ自動車)は強化指定から外れた。

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