初V狙う桂川有人が「63」通算12アンダー!アイアンのシャフトを10グラム軽量化

[ 2022年4月22日 14:31 ]

桂川有人
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 ISPSハンダ欧州・日本トーナメント(PGM石岡GC)第2日、5打差の37位から出た期待のホープ、桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)が8バーディー、ボギーなしの63で回り、通算12アンダーまでスコアを伸ばした。「ティショットには不安もあったのですが、きょうはセカンドからが良くてパターも入ってくれた」と笑顔を見せた。

 今年からアイアンのシャフトを10グラム軽いものに変更した。スイングする際の力みが消えた。「軽くしたことで振りやすく、コントロールできるようになりました。きょうはピンチらしいピンチもなかったです」。

 帝王ジャック・ニクラウスが設計した同コースとの相性もいい。中学卒業後、フィリピンのマニラ近郊にゴルフ留学した。その時、使用していたコースもニクラウスが設計したコースだったという。「何かあるのかもしれません」と笑った。

 ホストプロとして臨む今大会。世界平和を願い、帽子の後頭部分にはウクライナ国旗のシールを貼ってプレーした。「戦争はよくない。平和が一番ですから」と話す23歳。悲願の初優勝へ、勢いを増してきた。

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2022年4月22日のニュース