八村 NBA3季目の全日程終了「けっこうやり切った感はある」夏の日本代表活動は参加せず

[ 2022年4月11日 07:53 ]

ホーネッツのブリッジズをマークするウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(24)が10日、今季最終戦のホーネッツ戦を終えて取材に対応した。3季目の今季は42試合の出場で、1試合平均11・3得点、3・8リバウンド。3点シュート成功率は自己最高の44・7%を記録した。個人的な事情でチーム合流が遅れて開幕から39試合を欠場したが、1月9日のマジック戦の初出場以降は安定したプレーを継続。この日の試合は108―124で敗れたものの、チーム最多21得点で存在感を示した。

 既にプレーオフ進出の可能性が消滅していたチームは35勝47敗で今季全日程を終了。最終戦を白星で締めくくれず、八村は「勝ちたい試合だった。自分としてはいい仕事ができたと思うが、チームが負けたので何とも言えない。今季はシーズン途中から入ったが、3ポイントの確立を上げられるなど次のステップになったと思う。途中からでもけっこうやり切った感はある」と振り返った。

 オフシーズンは日本代表の活動には参加せず、休養と自主トレに充てる予定。「人生初めてぐらいのオフシーズンなので、どうなるか分からないが、考えて過ごしたい。3点シュートやボールハンドリングなど今までやってきたことを続け、体のケアも大事にしたい」と語った。秋にはさいたまスーパーアリーナで開催されるウォリアーズとのプレーシーズンマッチで来日する予定だ。

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2022年4月11日のニュース