25歳のシェフラーがメジャー初優勝 逃げ切りでの勝利に「ヒデキには分かるだろうけど…」

[ 2022年4月11日 12:08 ]

米男子ゴルフ マスターズ最終日 ( 2022年4月10日    ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7510ヤード、パー72 )

松山英樹にグリーンジャケットを着せてもらい笑顔のシェフラー (AP)
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 松山英樹(30=LEXUS)は5バーディー、5ボギーの72で回り、通算2オーバーの14位で大会連覇はならなかった。首位から出たスコッティ・シェフラー(25=米国)が通算10アンダーで71にまとめ、メジャー初優勝を飾った。

 世界ランキング1位に立つシェフラーは、米ツアー初優勝からわずか2カ月でのマスターズを制覇だ。ここ6戦で4勝とツアーで最も勢いのある選手。前回王者の松山からグリーンジャケットを着せてもらい「出場できるだけで光栄な試合。今は言葉が出ない」と感無量の表情で言った。

 3打リードで迎えた最終日は2番で2位のスミス(オーストラリア)に1打差まで迫られた。大きく流れを変えたのは3番パー4。ティーショットを左の林に打ち込んだが、グリーン手前からの第3打がカップイン。「あのバーディーでものすごく落ち着いた。外から見れば冷静に見えるかもしれない。だけどヒデキは分かるだろうけど、長くタフな1日だった」と振り返った。

 5打リードで迎えた最終18番は4パットでダブルボギー。照れ笑いでウイニングパットを沈め「特別な瞬間だった」とかみしめていた。

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