ラプターズの渡辺は最終戦で4得点 チームは東地区の第5シードでプレーオフへ

[ 2022年4月11日 11:11 ]

ニックスのトッピンをかわしてシュートに持ち込むラプターズの新人バーンズ(AP)
Photo By AP

 東地区全体の5位が決まっていたラプターズは敵地ニューヨークで今季最終戦を迎えたが、94―105(前半48―51)でニックスに敗れて48勝34敗。パスカル・シアカム(28)とフレッド・バンブリート(28)の主力コンビは欠場し、渡辺雄太(27)は第2Qと第4Qで計11分出場して4得点、4リバウンド、2アシスト、1スティールをマークしたが3点シュートは3本すべて失敗した。

 NBA4シーズン目の渡辺は今季38試合に出場。平均4・3得点、2・4リバウンドで3点シュートの成功率は34・2%をマークしたが、シーズン終盤で出場機会が減ったこともあって昨季の成績(4・4得点、3・2リバウンド、40・0%)を上回ることはできなかった。

 東地区全体11位のニックスは37勝45敗で全日程を終了。2シーズン目のフォワード、オビ・トッピン(24)が8日のウィザーズ戦での35得点を上回る自己最多の42得点を稼いで勝利に貢献した。

 ラプターズではベンチから出たクリス・ブーシェイ(29)がチーム最多の21得点。プレーオフ1回戦では第4シードの76ers(51勝31敗)と対戦するが、今季のこのカードでは3勝1敗と勝ち越しており、下位の第5シードながら勝機はありそうだ。

 なお76ersで今季49試合に先発しているディフェンス力のあるガード、マティス・サイブル(25)は新型コロナウイルスのワクチンを接種していないと報じられており、未接種者の入国を禁じているカナダへの入国は不可。ラプターズの本拠地トロント(カナダ・オンタリオ州)でのロードゲームの出場は現状ではできないことになっている。

続きを表示

2022年4月11日のニュース