新谷仁美 マラソン継続表明「もう一度日本記録に挑戦を」 東京マラソン後「2度と走りたくない」から一転

[ 2022年3月29日 07:28 ]

東京マラソン女子で7位でゴールする新谷仁美
Photo By 代表撮影

 陸上女子1万メートルとハーフマラソンの日本記録を持つ新谷仁美(34=積水化学)が、マラソンへの挑戦を続けることを表明した。

 13年ぶりのマラソン挑戦となった今月6日の東京マラソンでは、自己ベストの2時間21分17秒をマークして日本人2位となる7位に入った。そのレース直後に「何度も挑戦したけど、マラソンの魅力が分からないし、走る人の気持ちが理解できない。この1回でもう嫌、2度と走りたくないと思いました」と話していた。

 それから約3週間が経過。28日に横田真人コーチが代表を務めるチームのユーチューブチャンネルでミーティングの様子が公開され、現在の思いを明かした。

 「(東京マラソン後は)もう一回、走りたいと言えなかった。もう一回、3カ月間を耐える覚悟がこの前は持てなかった。マラソンは私には不向きなのかなと思っていたけど…。私の中では4つの日本記録を出したいということに、凄い強い思いがある。4つの日本記録を目標にしている部分があるので。その覚悟を改めて持たないいけないと思った時に、マラソンをもう一度走るべきだなと思ったし、もう一度、マラソンの日本記録に挑戦するべきだなって。決めました」

 今後への決意を言葉にした新谷。「(マラソンが)苦手ではあるし、自分が長期の集中型ではないのも理解できている。周りに大変な思いをさせてしまうかもしれないけど、もう一回、マラソンの日本記録に向けて挑戦したい」と続けた。

続きを表示

2022年3月29日のニュース