桂川有人「今年の目標はフルシードを獲ることとJTカップに出ること」さあ飛躍のプロ転向2シーズン目

[ 2022年3月29日 16:43 ]

得意クラブの7Iを手に飛躍を誓う桂川有人
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 男子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)は3月31日から4日間、三重県桑名市の東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71)で行われる。

 プロ転向2シーズン目の桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)は今季飛躍が期待される若手の一人。1月のSMBCシンガポール・オープンでツアー自己最高の2位に入り、自身初の海外メジャーとなる7月の全英オープン(スコットランド・セントアンドリュース)への出場権を獲得した。

 「自信になりましたし、1勝できればいいなと思います。今年の目標はフルシードを獲ることとJTカップ(日本シリーズ)に出ることです」
 
 昨季、賞金ランキング3位に大躍進した木下稜介(30=ハートランド)も2020年SMBCシンガポール・オープンで6位に食い込み、全英切符を手にしたのを転機に、国内メジャー、日本ツアー選手権でツアー初優勝を飾るなど2勝を挙げた。昨季の木下の姿も桂川には格好の道しるべとなっている。

 中学卒業後は実家のある愛知県を離れ、3年間、フィリピンで暮らした。家族への経済的負担を考え、5万円の仕送りでゴルフを続けることができる環境を選んだ。「住んでたところもゴルフ場のすぐそばだったのでゴルフばかりしてました」。多感な時期の海外でのゴルフ修行も今の桂川の力になっている。

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2022年3月29日のニュース