石川遼 出直しのシーズンへ“新兵器”43度の特注ウエッジ投入 22年はウエッジ5本

[ 2022年3月29日 15:47 ]

31日開幕の東建ホームメイトカップへ向けて練習ラウンドする石川遼
Photo By スポニチ

 男子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)は3月31日から4日間、三重県桑名市の東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71)で行われる。米国から帰国後の隔離義務違反により昨年11月から1カ月の出場停止処分を受けていた石川遼(30=CASIO)にとってはこの試合が昨年10月のブリヂストン・オープン以来の実戦。出直しの新シーズン開幕戦に、石川が導入する新兵器は43度の特注ウエッジだった。

 2022年版石川のウエッジは5本体制。これまでの59度、56度、52度、48度の4本に43度を加えた。そのためアイアンは5~8Iの4本。石川は継続的に取り組むスイング改造とオフのトレーニングによりさらに飛距離アップ。従来なら9Iを選択していた140から145ヤードの距離をピンをデッドに狙うウエッジ感覚で打とうと43度導入に踏み切った。

 石川は開幕を2日後に控えた29日、アウト9ホールを今平周吾(29=ダイヤ)、中里光之介(29=東京ベイ舞浜ホテル)、池上憲士郎(29=ウッドフレンズ)とラウンド。30日の公式記者会見で新シーズンの目標などについて語る。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月29日のニュース