マラソン一山麻緒 4月から資生堂へ移籍「心機一転、新たな環境でのスタートがとても楽しみ」

[ 2022年3月28日 12:14 ]

一山麻緒
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 資生堂は、資生堂ランニングクラブに東京五輪女子マラソン8位の一山麻緒(24=ワコール)と専任コーチ・永山忠幸氏が4月1日付で入社することを発表した。

 資生堂ランニングクラブは、スポーツを通じた女性活躍支援を目的に、第1回東京国際女子マラソン開催の1979年に発足。クラブのスローガン「強く、速く、美しく」の実践を通じて、笑顔や感動を届けることを目標に活動している。

 一山は「結婚を機に関東での新たな拠点を探し、女性活躍の企業としても魅力に思っていた資生堂に入社を決めました」とコメント。「心機一転、新たな環境でのスタートがとても楽しみです。日頃から応援して下さっている皆様にこれからも私の走りを楽しみにして頂けるよう、これからは資生堂の一山麻緒として活躍していきたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします」と意気込んだ。

 永山コーチは「次なる舞台2024パリオリンピックに向け、この度、資生堂に我々の想いを受け入れて頂きました」とコメント。「これまでの生活環境・活動拠点を変えて、女子マラソンの日本記録更新とメダル獲得を最大目標に、日々精進したいと考えています。指導者としての大きな分岐点ではありますが、夢と目標にチャレンジさせて頂けるこの環境には深く感謝し、今後益々のスキルアップを図り、結果を残せる様、今後も温かく見守って頂きたく、宜しくお願いします」とした。

 日本陸上競技連盟は24日、「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(以下JMCシリーズ)」のシリーズ1(20年12月~22年3月)の対象大会が全て終了し、ポイントランキングが確定したことを発表。男子の初代チャンピオンは、東京マラソンで日本勢トップの4位だった鈴木健吾(富士通)。女子の初代チャンピオンは、東京マラソンで日本勢トップの6位だった一山に決定した。

 昨年12月に結婚したことを発表した鈴木と一山は、今年7月にオレゴンで開催される世界陸上選手権の日本代表にも内定した。

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