高安　中日で幕内唯一の勝ち越し決めた!初日から無傷8連勝は5年ぶりの快進撃

大相撲春場所8日目 （ 2022年3月20日    エディオンアリーナ大阪 ）

＜大相撲春場所・中日＞若元春を上手投げで破る高安（右）（撮影・後藤　正志）
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　大相撲春場所は19日、エディオンアリーナ大阪で8日目の取組が行われ、ただ一人無敗の平幕・高安（32＝田子ノ浦部屋）が同じ平幕の若元春（28＝荒汐部屋）に上手投げで勝利。関脇だった2017年春場所以来、5年ぶりとなる初日からの無傷8連勝で勝ち越しを決めた。

　高安は互いに一歩も引かない1分近い見応えのある取り組みとなるなか、落ち着いた相撲で最後は上手投げ。粘る若元春との好勝負を制し、中日での勝ち越しを決めた。

　その高安を1敗で追う大関・御嶽海は小結・豊昇竜を押し倒しで下し7勝目。同じく1敗の関脇・若隆景は平幕・宇良を寄り切って1敗をキープ。平幕・琴ノ若も平幕・遠藤を押し出しで下し、1敗勢の3力士はともに白星を挙げた。

　カド番の大関・正代は平幕・霧馬山を寄り切りで下し3勝目（5敗）。大関・貴景勝は結びの一番で平幕・阿武咲を突き落としで下し6勝目（2敗）。カド番脱出へあと2勝とした。