フッカー堀江がフランカーでプレー 1トライ挙げ埼玉8連勝に貢献 ラグビーリーグワン

[ 2022年3月19日 13:58 ]

ラグビーリーグワン第10節   埼玉29―12BR東京 ( 2022年3月19日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<埼玉・BR東京>後半、堀江がボールを持って坂手(右)のフォローを受けてゴールラインめがけて突進、トライを決める(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 昨季(トップリーグ)王者の埼玉がBR東京を29―12で下し、8勝目(2敗)を挙げた。これで開幕から2試合続けての不戦敗後は8連勝。6試合を残し、上位4チームによるプレーオフ進出へ前進した。

 リーグデビューとなったFB山沢京平や東京五輪代表のWTB藤田慶和らが先発した埼玉は、終始リードこそ奪ったが粘る相手を突き放せず。そんな戦況に変化をもたらしたのが、後半19分から途中出場した堀江翔太だ。本来のポジションはフッカーだが、ロックのハアンガナと入れ替わると、その後は右フランカーの位置でプレー。同32分にはラインアウトモールから、後半初得点となるトライを奪ってみせた。

 日本を代表するフッカーの堀江だが、主将を務めた帝京大時代まではFW第3列でプレー。フッカーとしてもフロントロー離れしたフットワークや運動量、ハンドスキルの高さを発揮してきたが、この日も10年以上前の本職でいかんなくその実力を発揮した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月19日のニュース