ウィザーズは今季2度目の6連敗 東地区全体で11位から12位に転落 八村は11得点

[ 2022年3月19日 11:09 ]

ニックスのロビンソンとリバウンドを争うウィザーズのポルジンギスと八村(AP)
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 NBA東地区全体11位のウィザーズは18日、敵地ニューヨークで12位のニックスと対戦したが97―100(前半47―54)で敗れ、1月19日~2月1日に続いて今季2度目の6連敗。最大15点差を第4Qの残り1分54秒からカイル・クーズマ(26)が3点シュートを3本連続で成功させて1点差まで詰め寄ったが、追撃もここまでだった。

 ウィザーズの今季成績は29勝40敗。30勝40敗となったニックスに抜かれて11位から12位に順位を下げ、プレーオフ進出に可能性を残す下限となっている同10位のホーネッツとは5ゲーム差となった。

 八村塁(24)は20―13で迎えた第1Qの7分50秒から登場。3点シュートの連続記録は16日のナゲッツ戦で14試合でストップしていたが、この日はコートに入ってから1分15秒後、正面から最初の1本目を成功させた。

 第4Qに入ると「ドライビング・ダンク+相手の反則」で“3点プレー”を成立させ、そのあと正面右からこの日2本目の3点シュートも決めて11得点目。2ケタ得点の連続記録は6試合に伸びたが、出場時間帯のチームスコアはマイナス11だった。

 結局八村は21分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は7本中4本で、2本とも決めた3点シュートの成功率は前日までの48・6%から50・0%となり、今季の平均得点は10・0となっている。

 移籍6戦目のクリスタプス・ポルジンギス(26)は18得点と11リバウンドをマーク。クーズマも18得点と9アシストを記録したが勝利には結びつかなかった。

 チーム・リバウンド本数はリーグ24位のウィザーズ(1試合平均43・3)が38本で4位のニックス(46・4)が60本。オフェンス・リバウンドは3―19といずれも大差をつけられ、相手にセカンドチャンスをより多く与えたことで流れを変えることができなかった。

 ニックスはジュリアス・ランドル(27)が18得点と17リバウンド、ミッチェル・ロビンソン(23)が15得点とオフェンス10本を含む12リバウンドをマーク。12月23日にワシントンDCで行われたこのカードでは117―124で敗れていたがホームでは雪辱を果たした。

 なおウィザーズは19日、敵地ロサンゼルスで11日に109―122で敗れたレイカーズとワシントンDCで顔を合わせる。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分10秒=3得点)
(1)9分1秒・正面から3点シュート=○(アシスト・クーズマ)
(2)11分38秒・ゴール下でシュートを試みたがバレットにブロックされる=×
 ▼第2Q(出場6分10秒=2得点)
(3)5分1秒・右ローポストからのパワープレーでゴール下=○(アシスト・クーズマ)
 ▼第3Q(出場3分25秒=シュート機会なし)
 ▼第4Q(出場6分45秒=6得点)
(4)3分10秒・左サイドからキャッチ&シュート=×
(5)4分17秒・トッピンをシュートフェイクでかわしたあとドライビング・ダンク。トッピンの反則も誘う=○
*フリースロー1本=○
(6)4分42秒・正面やや右から3点シュート=○(アシスト・コールドウェルポープ)
(7)5分27秒・正面からプルアップでジャンプシュート=×

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