8192分の1の珍事を惜しくも逃す 十両で東の力士が14戦中13勝

[ 2022年3月19日 16:25 ]

大相撲春場所7日目 ( 2022年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所7日目>東十両12連勝取り組み表(撮影・後藤 正志)
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 十両で東方の力士が最初の取組から12連勝する珍事があった。この日は14番組まれ、最初の白鷹山が勝利したのを皮切りに平戸海、熱海富士、北の若、島津海、竜電、水戸龍、大翔丸、翠富士、錦富士、魁聖、東龍と東の力士が全勝。13番目の魁勝が西の剣翔に敗れ連勝は止まったが、最後も東の王鵬が朝乃若を下した。

 結局東方は13勝1敗。14番東西どちからが全勝なら8192分の1の確率だった。唯一敗れた魁勝は「連勝していたのは分からなかった」。王鵬は「最後の仕切りで(掲示板が)ちらっと目に入った。すごいなと、でも(東西)どっちが分からなかったので。勝った方が安心・・・」と複雑な表情だった。

 00年九州場所6日目には十両の12番で西が全勝。14年初場所2日目は幕内前半10番で西が全勝したケースがある。

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2022年3月19日のニュース