リーグワン東京SG 14人でも一丸!開幕4連勝で首位キープ 指揮官大絶賛

[ 2022年1月31日 05:30 ]

ラグビーリーグワン第4節   東京SG36―33BR東京 ( 2022年1月30日    秩父宮 )

<BR東京・東京SG>後半、逆転のトライを決める東京SG・祝原(撮影・木村 揚輔)
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 2試合が行われ、東京SG(旧サントリー)がBR東京(旧リコー)に36―33と逆転勝ちで、不戦勝を含む開幕4連勝を飾った。29―33の後半38分にプロップ祝原涼介(25)が逆転トライ。前半35分にNo・8テビタ・タタフ(26)がレッドカードで退場し、14人でのプレーを余儀なくされたが、チーム一丸で首位をキープした。横浜―浦安戦は、浦安の選手に新型コロナウイルス陽性者が出た影響で中止となった。

 誰が出ても、1人少なくても、関係ない。それが東京SGの強さだ。前回の試合から先発10人を入れ替え、さらに退場もあって、14人でのプレーになっても逆転勝ち。後半21分から途中出場した祝原は「1人いないというのは意識せずに、人数に関係なく全員がファイトした」と胸を張った。

 執念が、祝原のミラクルを呼んだ。29―33で迎えた後半38分。敵陣左15メートル付近で相手SOのI・ルーカスのキックに「行こうと思って狙っていた」とチャージに成功した。それだけではない。ボールをはじくことなく、自分の手に収まっていた。「見ていなかったけど、たまたま手に入っていた。ラッキー」。113キロの巨体を揺らし、そのままインゴールへ飛び込んだ。

 試合の半分以上を14人でプレーし、終盤の逆転劇。ジョージア代表を率いた経験のあるヘイグ監督は「自分のキャリアの中でも、一番と言っていいくらいの勝利」と大絶賛だった。チームは開幕4連勝で勝ち点を18まで伸ばし、首位キープ。初代王者へ、このまま快進撃を続ける。

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2022年1月31日のニュース