古江彩佳は3アンダー発進 もう少しでホールインワンのスーパーショットも披露「いいスタートが切れた」

[ 2022年1月28日 10:47 ]

米女子ゴルフ ゲインブリッジLPGA第1日 ( 2022年1月27日    フロリダ州 ボカリオGC=6701ヤード、パー72 )

第1ラウンド、6番でバーディーを決め拍手に応える古江彩佳
Photo By 共同

 今季から米ツアーに本格参戦する古江彩佳(21=富士通)は5バーディー、2ボギーの3アンダー、69で回り25位だった。“デビュー戦”でまずまずのスタートを切った。

 ツアーメンバーとして最初のティーオフ。古江は「バタバタしてて、忙しいままで出ちゃったなという感じ。最初の方はドライバーが安定していなかった」と振り返った。

 1番パー5のティーショットは左のバンカーに入ったが、レイアップして3オン。10メートルのバーディーパットをきっちり寄せてパー発進すると、2番で2メートル、3番で4メートルのパットを決めて連続バーディーとした。

 4番でボギーを叩いたが、6番パー3ではもう少しでホールインワンというスーパーショットを披露した。6Iで放った1打はカップをかすめて20センチに止まり楽々バーディー。8番でも4メートルのフックラインを沈めて伸ばした。

 後半も15番で4メートルのバーディーパットを決めた。18番はアプローチのミスからボギーとしたが、69でホールアウト。「バーディーチャンスに付いた時にミドルパットがうまく入ってくれたのが助かった。アンダーで回れたのはうれしい。60台で回れたのはいいスタートが切れた」と頬を緩めた。

 昨年の最終予選会で7位に入り、ツアーメンバーの資格を獲得した。帰国後は隔離期間もあり、十分な練習時間が取れなかった。1カ月半ぶりの実戦だったが、ショットの安定感は健在。フェアウエーを外したのは2ホールだけ、13ホールでパーオンに成功した。

 首位とは6打差。第2ラウンドに向けては「明日も落ち着いて自分のラウンドができればいい」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年1月28日のニュース