東海大大阪仰星と国学院栃木が8日決勝で雌雄決する 花園では過去に一度対戦

[ 2022年1月5日 17:01 ]

<東海大大阪仰星・東福岡>後半、相手インゴールにこぼれたボールを押さえてトライを決め、ガッツポーズの東海大大阪仰星・増山(中央)(撮影・北條 貴史)
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 第101回全国高校ラグビー大会は5日、東大阪市の花園ラグビー場で準決勝2試合を消化し、東海大大阪仰星(大阪第2)が4大会ぶり8度目、国学院栃木(栃木)が県勢としても初めての決勝進出を決めた。

 Aシードの東海大大阪仰星は準決勝で、10人の高校日本代表候補を擁する「タレント軍団」東福岡に快勝。いきなり10点ビハインドを背負いながら、まるで慌てず、自分たちのストロングポイントを出して逆転。最終的には20点差をつける勝利だった。

 3連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)が有利と目された第2試合では、国学院栃木のディフェンスが奮闘。少ないチャンスでトライを奪い、15人全員の粘り強いタックルで相手の攻撃を10点に抑え込んだ。

 両雄は第91回大会(2011年度)の準々決勝で一度だけ対戦。東海大仰星(当時)が終始、リードを保ち、24-12で快勝した。仰星が6度目の頂点に立つのか、勢いのある栃木が高校ラグビーの歴史に新たな1ページを刻むのか。8日のキックオフが待ち遠しい。

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