北京切符内定第1号 フィギュアペアの三浦・木原組とショートトラック男女5選手

[ 2021年12月16日 05:30 ]

三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 日本スケート連盟は15日、フィギュアのペアで昨季世界選手権10位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が来年2月の北京五輪の代表に決まったと発表した。ショートトラック男女計5人とともに日本選手団内定1号となった。

 日本連盟は新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大にともなう水際対策強化の影響を考慮し、代表選考基準を修正。カナダ拠点の2人は参加必須の全日本選手権(23~26日、埼玉)を欠場するが、今季GPシリーズ2戦連続表彰台の実績を評価した。伊東フィギュア委員長は「五輪の団体戦メダル獲得にはペアの成績が非常に重要。しっかり五輪まで練習してもらいたい」と語った。

 ショートトラックでは今秋の五輪予選のW杯の結果を踏まえ、女子で2大会連続となる菊池悠希(ANA)純礼(富士急)らが決定。18、19日の全日本選手権(大阪)後に男女残り各1枠が決まる。

 ◇三浦 璃来(みうら・りく)ペアで市橋翔哉と17~19年の世界ジュニア選手権出場。木下グループ。19歳。兵庫県出身。

 ◇木原 龍一(きはら・りゅういち)11年世界ジュニア選手権男子代表。ペアで高橋成美と14年ソチ、須崎海羽と18年平昌両冬季五輪出場。木下グループ。29歳。愛知県出身。

 ◇吉永 一貴(よしなが・かずき)18年平昌冬季五輪代表。18~19年シーズンのW杯第1戦で1500メートル優勝。愛知・名古屋経大市邨高出、トヨタ・中京大。22歳。愛知県出身。

 ◇宮田 将吾(みやた・しょうご)20年冬季ユース五輪代表。今季の全日本距離別選手権は500メートル、1000メートルで2冠。大阪・大商大高出、阪南大。18歳。大阪府出身。

 ◇菊池 耕太(きくち・こうた)14年世界ジュニア選手権で3000メートルリレー3位。長野・小海高出、恵仁会。24歳。長野県出身。

 ◇菊池 純礼(きくち・すみれ)17年世界選手権3000メートルリレー3位。18年平昌冬季五輪代表。長野・小海高出、富士急。25歳。長野県出身。

 ◇菊池 悠希(きくち・ゆうき)17年全日本選手権で総合優勝。18年平昌冬季五輪代表。菊池純は妹。立大出、ANA。31歳。長野県出身。

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