NFLにもコロナ禍 ブラウンズとワシントンの各18選手が離脱 ブ軍の指揮官も感染

[ 2021年12月16日 08:26 ]

新型コロナの検査で陽性反応を示したブラウンズのQBメイフィールド(AP)
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 NBAのブルズとネッツで多数の選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示してチームを離脱したが、NFLにも“コロナ禍”が急速に拡大。AP通信によれば、オハイオ州クリーブランドに本拠を置き、今季7勝6敗でAFC北地区の2位につけているブラウンズでは、エースQBベイカー・メイフィールド(26)を含む5選手が15日にリーグの定める「COVID―19リスト」に登録された。前日にも6選手がリストに入っており、現時点で18選手が18日のレイダース戦に出場できず、しかもケビン・ステファンスキー監督(39)を含む3人のコーチ陣も、同様に理由でチームを離れた。

 メリーランド州ランドーバーに本拠を置くワシントン・フットボールチーム(旧レッドスキンズ)でも15日の8選手を含む計18選手がリストに入って戦列を離脱。主力ライン6人のうち出場可能なのはディフェンス・タックル(DT)のダロン・ペイン(24)1人だけ。ワシントンは6勝7敗でNFC東地区の2位でまだプレーオフ進出に可能性を残しているが、19日のイーグルス戦を前にしてプレー可能なタイトエンド(TE)は2人だけという状況になっている。

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