NBAキングスのジェントリー監督代行が陽性反応 ウィザーズ戦を前にチームを離脱

[ 2021年12月16日 09:20 ]

コロナへの感染が判明したキングスのジェントリー監督代行(AP)
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 カリフォルニア州の州都サクラメントを本拠にしているNBAキングスのアルビン・ジェントリー監督代行(67)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、15日にホームで行われるウィザーズ戦を前にしてチームを離れた。本人がスポーツ専門局のESPNに語ったところによると喉の痛みはあるもののそれ以外は無症状。キングスはこの日午前の練習を取りやめた。

 キングスは今季11勝17敗。先月にルーク・ウォルトン監督(41)を解任し、そのあとをサンズやペリカンズで指揮官としての経験があるジェントリー・アシスタントコーチが引き継ぎ、監督代行となってからは5勝6敗となっている。

 カリフォルニア州は中西部のミシガン州などとは違って新規感染者が急増しているエリアではないが、キングスは10日にノースカロナイナ州シャーロット、11日にオハイオ州クリーブランド、13日にカナダのトロントでロード3連戦(3連敗)を行い、ウィザーズ戦は4試合ぶりのホームゲーム。なおジェントリー監督代行は10日間の隔離、もしくは24時間以上の間隔を置いた検査で2度の陰性が確認できれば現場に復帰できる。

 NBAではブルズやネッツなどで陽性反応を示した選手が続出。ブルズは2試合が延期となり、ネッツは前日のラプターズ戦で試合実施に必要な最少人数(8人)しかベンチ入りすることができなかった。

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2021年12月16日のニュース