笹生が米ツアー2年目の目標を明言「一番大事な試合はメジャー」女子ゴルフ新人セミナー

新人セミナー修了後、オンラインで取材に応じた笹生（日本女子プロゴルフ協会提供）
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　日本女子プロゴルフ協会の新人セミナーが13日から4日間オンラインで開催された。最終日の16日は「アスリートの栄養学」、「SNS・選手とソーシャルメディア」などの講義が行われ、一部が報道陣に公開された。

　19年以来2度目の参加となる笹生優花（20＝ICTSI）は終了後、取材に応じ「栄養学やSNSの講義がためになった。2回しか出られないのが残念なくらい内容が良い。もう1回出たい」と笑顔で話した。

　今年は全米女子オープンを制し米ツアーに本格参戦。東京五輪にも出場した。充実の1年を「いい経験を得られた。先輩からたくさんアドバイスをもらえたことが印象に残っている」と振り返った。

　来年も米ツアーを主戦場にすることを明言。1月には新たなシーズンが始まるが「一番大事になる試合はメジャー」と海外メジャー2勝目に照準を絞り「スタッツでは、セカンドが良くなかった。まだまだ学ぶところがある」とアイアンショットのレベルアップを課題に挙げた。

　最終予選会を勝ち抜いた渋野、古江も米ツアーに参戦してくるが「渋野さんも古江さんも努力している選手。日本人だけでなく、努力した選手が上に行って戦うのは普通」と歓迎していた。