日の丸飛行隊も“ワンチーム” コロナ陽性のエース小林陵侑を全力サポート

[ 2021年12月1日 20:22 ]

小林陵侑
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 “ワンチーム”でエースを支える。ノルディックスキー・ジャンプ男子の宮原秀治ヘッドコーチ(HC)や中村直幹(フライングラボラトリー)らW杯派遣選手団が1日、遠征先のポーランドからオンライン取材に応じた。宮平HCは新型コロナウイルスの陽性判定を受けてフィンランドで10日間の隔離措置中の小林陵侑(土屋ホーム)の健康状態について、「至って平常。普通の状態」と明言。8日にW杯個人第6、7戦が行われるドイツ・クリンゲンタールで再合流する計画を明かした。

 第3戦でW杯通算20勝目を挙げた小林陵の陽性判定には、当初チーム内に衝撃が走った。伊東大貴(雪印メグミルク)は「日頃から感染対策にかなり気を使って過ごしている。これ以上気をつけるところはない。陵侑の陽性に戸惑っている」と気持ちを吐露。一方で1人でフィンランドに残るエースを支えようと、佐藤慧一(同)の発案でテレビ電話を通じて会話をするなど、精神面でサポートをする。佐藤慧は「みんなでコーヒーを飲もうとなり、じゃあ(小林陵に)電話して飲もうと。今は1人でフィンランドに残されて大変な思いをしているので、話すだけでも違うかなと思う」と経緯を明かした。

 遠征のために日本から持参した日本食の一部は小林陵に届けるなど、物心両面でエースを支える令和の日の丸飛行隊。1日午後からは、チームに同行するトレーナーがオンラインでトレーニングの指導も行うという。「冗談かも知れないが、本人は“シックスパックを目指して頑張る”と言っている」と宮平HC。ワンチームとなってコロナ下でのW杯遠征を乗り切り、来年2月の北京五輪で日の丸をはためかせる。

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