ラプターズの渡辺が11得点 3P3本成功は自身4回目 通算9回目の2ケタ得点

[ 2021年12月1日 12:19 ]

グリズリーズのセンター、アダムスをマークするラプターズの渡辺とバンブリート(AP)
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 ラプターズの渡辺雄太(27)が11月30日にカナダ・トロントで行われた古巣グリズリーズ戦にベンチから出場。今季出場した過去2戦のプレータイムはいずれも14分(各3得点)だったが、この日は29分にわたってコートに立ち、フィールドゴール(FG)を9本中4本を成功させて今季最多の11得点をマークした。

 渡辺の2ケタ得点はグリズリーズ時代を含め、NBA4シーズン目で通算9回目(最多は21得点)。3点シュートは第2Qに1本、第3Qに2本成功させ、この日は8本放って3本を決めた。

 渡辺の1試合における3点シュートの最多成功本数は過去3回記録している3本。今季は左ふくらはぎの故障で出遅れたが、自身3戦目では存在感を示した。

 29分は自身2番目の記録に並ぶプレータイム(最長は30分)で、6リバウンド以上で2ケタ得点を記録したのはこれが3回目となった。

 しかしラプターズは2019年シーズンの新人王、ジャー・モラント(22)を膝の故障で欠いているグリズリーズに91―98(前半39―50)で敗れ、3連敗を喫して9勝13敗。グリズリーズには渡辺にとって今季初戦となった11月24日に敵地メンフィス(テネシー州)で126―113で勝っていたが、ホームでは敗れた。

 パスカル・シアカム(27)は20得点、フレッド・バンブリート(27)は15得点。新人のスコッティー・バーンズ(20)も19得点と4ブロックショットを記録するなど奮闘したが、ラプターズはホームでは今季2勝8敗となった。第2Qの途中で最大17点差をつけられながら、第3Q終了時点では3点差。しかし第4Qも24―28と劣勢をはねのけるまでには至らず、結局最後まで一度もリードを奪うことなく敗れた。

 グリズリーズは11勝10敗。ジャーレン・ジャクソンJR(22)が25得点と5ブロックショットを稼いで連敗のあとは白星を2つ並べた。

 なおレイカーズのレブロン・ジェームズ(36)はこの日のキングス戦を前にして、新型コロナウイルス感染防止規定(プロトコル)の対象となって戦列を離脱。ワクチンを接種しているために2度の検査で陰性が証明されれば復帰できるが、数試合は欠場することになった。

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2021年12月1日のニュース