今季国内最終戦の渋野日向子 16番「きょうイチのショット」で立て直し2アンダー発進

[ 2021年11月18日 20:31 ]

<エリエールレディース第1日>9番、サードショットを放つ渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの大王製紙エリエール・レディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は18日、愛媛県松山市のエリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で第1ラウンドを行った。

 米ツアーの最終予選会(Qスクール)挑戦のためこの大会が今季国内最終戦となる渋野日向子(23=サントリー)は4バーディー、2ボギーの69で回り、首位とは5打差の2アンダー、31位で初日を終えた。

 12番パー3(155ヤード)から8Iのショットを3ホール連続で右へミス。14番パー4(395ヤード)ではフェアウエーからの第2打をグリーン右のバンカーに打ち込み、この日最初のボギーを叩いたが、実測171ヤードの16番パー3でピン奥60センチに付けるもう少しでホールインワンの快ショットでバーディー。5Uで放ったこの一打で良い時の感触を取り戻し、ここからさらに3バーディーを奪った。

 「あれはきょうイチのショットでしたね。途中、気持ちが落ち込むところもありましたけど、持ち直すことができました」

 この大会は2019年優勝、2020年5位と相性は抜群だが、今年はスイング改造などを経てまた、過去の実績に拘泥しないまた、新たな自分で試合に臨んでいるという。

 「だから全ての試合が楽しみです。その分、打ちのめされることもありますけど、自分を信じてやってます」

 来週早々の渡米を前に一歩ずつ。緊張感のある実戦の中での進化を模索している。

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2021年11月18日のニュース