ハンドボール世界選手権に新生・おりひめジャパンが挑戦「1試合でも多く試合を」

[ 2021年11月18日 18:03 ]

楠本繁生代表監督
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 ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が18日、オンラインで取材に応じ、12月の世界選手権(スペイン)に向けた意気込みを語った。

 19年に熊本で開催された前回大会は10位で、出場24チーム制となった97年以降では最高となる成績を残した。今大会は代表20人のうち東京五輪代表は3人のみと、若手中心のフレッシュな顔ぶれで挑む。10月に就任した楠本繁生代表監督は選出について「可能な限り大型選手、2つ以上のポジションをこなせる選手を中心に選びました」と説明。「1試合でも多く試合をして経験を積んで帰ってきたい。日本の速いハンドボールを心掛け、粘りながらこじ開けていけるようなしぶといチームづくりを目指しています」と見据えた。

 東京五輪代表の近藤万春(イズミメイプルレッズ)は「五輪では先輩方が思い切ってプレーできるように後押ししてくださった。次は中堅としての立場で貢献できたら」と経験をチームに還元する構えで、「五輪はチームとして結果を残せなかったのが一番の課題。次の大会では結果にこだわって予選ラウンドを突破して、一つでも多くの試合ができるようにしたい」と力を込めた。

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2021年11月18日のニュース