パラ界の“二刀流”村岡桃佳 「ゴール」北京大会へ誓い「全力で走り抜けていきたい」

[ 2021年11月18日 21:02 ]

オンライン取材に応じた村岡桃佳
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 来年の北京パラリンピック・アルペンスキー女子(座位)日本代表に内定してる村岡桃佳(24=トヨタ自動車)が18日、オンライン取材に応じ、“二刀流”としての集大成へ決意を新たにした。

 18年平昌パラでは金を含むメダル5個を獲得した“冬の女王”が、戦いの舞台を雪上に戻した。19年春から陸上に挑戦し、今夏の東京パラでは女子100メートル(車いすT54)で6位入賞。大会後は「自分が想像していた以上に燃え尽きて、動くことができなかった」というが、1週間の休息を経てスキーのトレーニングを再開した。

 陸上で培った体幹が生きている。これまで、荒れた雪面では転倒するなどタイムが1~1・5秒ほど落ちていたというが「安定して滑ることができている」と陸上でのトレーニング効果を実感。10月から11月中旬まで行ったオーストリアでの強化合宿では「(あらゆる)雪面に対して、より対処できるようになった」と手応えを口にした。

 陸上練習に時間を費やしたため、スキーでは「2年半のブランクがある」ことも感じている。それでも、「費やした時間の差は埋められないけど、その差を埋められるように残りの期間で全力を尽くしたい」と、二刀流としての決意は揺るがない。それは「平昌では5つのメダルを獲ったとはいえ、金メダルは1種目だけで、他の4種目は2、3番」という悔しい思いがあるから。

 東京パラを「二刀流挑戦のスタート」と表現する村岡にとって、3大会連続での冬の大舞台は「二刀流のゴール」だという。今後は12月のW杯など海外転戦を続けて、北京へ準備を進める。夏から冬へ。戦いの場をゲレンデに戻した24歳は「ゴールに向けて全力で走り抜けていきたい」と誓った。

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