古江彩佳、逆転賞金女王へ「賞金の差ではなく勝ち負けの部分で頑張っていきたい」

[ 2021年11月18日 05:30 ]

18番、アマのナイスパットに拍手する古江彩佳(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの大王製紙エリエール・レディース(優勝賞金1800万円)は18日から4日間、愛媛・エリエールGC松山で行われる。賞金ランク2位の古江彩佳(21=富士通)は17日、プロアマ大会などで最終調整を終えた。

 賞金女王レースの首位を走る稲見萌寧(22=都築電気)とは約1700万円差で迎える残り2試合。稲見有利な状況だが、今の古江に焦りはない。

 「負けたくないというのはあるので賞金の差ではなく勝ち負けの部分で頑張っていきたい」。シーズン大詰め2試合で古江は抜群の強さを見せてきた。今大会は19年4位、20年優勝、最終戦のツアー選手権は19、20年ともに2位。4試合合計5560万円の賞金を稼いでいる。

 一方の稲見は今大会が2年連続予選落ち。ツアー選手権も20年の15位が最高で4試合合計の賞金額は127万2000円。2人の相性の違いは歴然だ。逆転女王へ相性の良さを生かして自身初の大会連覇を目指す。

 ≪腰痛でプロアマ戦欠場の萌寧は賞金争い気にせず≫賞金ランク首位の稲見は腰痛のため17日のプロアマ戦を欠場した。前日の公式練習日に18ホールを視察。その後「寒くて風邪ひきそうだなって思うくらいで。それでちょっと冷えて固まって」と腰に痛みが出たという。古江との賞金争いについては「あまり気にしてないです。賞金ランクは抜かれちゃったらしょうがないですし」と淡々。トレーナーによる患部のケアなどを行い、18日からの本番には出場する見込み。
 

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2021年11月18日のニュース