プロップ稲垣啓太 先発メンバーにゲキ「消極的になるな」「ゲームプランどおりのスクラムを」

[ 2021年11月18日 23:30 ]

ラグビー日本代表の稲垣啓太
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 ラグビー日本代表が18日、20日(日本時間同日午後10時キックオフ)に英国で行われるスコットランド代表戦に向けて、現地からオンライン取材に応じた。

 ベンチスタートとなるプロップ稲垣啓太(31=埼玉)は、“消極的プレー厳禁”を訴えた。10月のオーストラリア戦から、チームは多発するペナルティーに頭を悩ませているが、「反則が多いので、それにフォーカスせざるをえないが、それで消極的になったりしてはいけない。そのあたりの判断は1週間かけてやってきたので、結果につながっていくと思う」と、思い切ったプレーを誓った。

 スクラムについては、「オーストラリア戦で先手を取られたが、アイルランド戦は改善できた。スコットランド戦はメンバーが変わって、ゲームシナリオどおりにスクラムを組めるか。ここぞでマイボールを出せるか、ペナルティーを取れるのか、取られるのか、ゲームとしての一つの転機になる」と語り、先発するプロップのミラー、ヴァル、フッカー坂手らにハッパをかけた。

 スコットランドと前回対戦した19年W杯1次リーグ最終戦では、自らがトライを挙げる活躍をし、チームは28―21で勝利した。リザーブで臨む今回も「スタートだから、ベンチだからと言って、やるべきことは変わらない。やるべきことにフォーカスをしたい」と仕事人に徹する考えだ。

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2021年11月18日のニュース