池江璃花子 インカレ初V!50メートル自由形、最後は「意地で競り勝ち」 パリ五輪へ再出発

[ 2021年10月8日 05:30 ]

競泳・日本学生選手権第1日 ( 2021年10月7日    東京辰巳国際水泳場 )

女子50メートル自由形決勝、スコアボードを確認し驚きの表情を見せる池江(撮影・木村 揚輔)
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 白血病から復活した東京五輪代表の池江璃花子(21=ルネサンス、日大)が女子50メートル自由形決勝を25秒02で制した。昨年の個人種目はこの種目のみの出場で4位に終わっており、インカレ初タイトルとなった。東京五輪後初の全国規模の大会で優勝し、24年パリ五輪に向けて再出発した。8日は女子400メートルリレー、9日には本命種目となる女子100メートルバタフライに出場する予定だ。

 スタートの出遅れは想定内。池江は25メートル付近で先頭を捉えると、ラスト10メートルで抜け出した。白血病から復帰後のベスト24秒84には届かなかったが、インカレ初タイトルを獲得し「去年は4番で悔しい思いをしたので、今年は絶対優勝しようと思っていた。途中で“ヤバいかも”と思ったけど、最後は意地で競り勝ちました」と笑顔を見せた。2位の山本、3位の持田と日大で1~3位を独占。電光掲示板で結果を確認すると3人で歓喜の抱擁を交わした。

 東京五輪はリレー3種目に出場。女子400メートルメドレーリレーは8位入賞した。五輪後は筋力強化に着手。退院後一度もできなかった懸垂は10キロの重りをつけてできるようになった。闘病前は週2回だったウエートトレーニングはまだ週1回のペース。泳ぎを固めてから頻度を増やす方針だ。入水からの浮き上がりで離される課題は改善されていないが「体重もまだまだ軽いし、足りないことが多い。3年後のパリに合わせられるように努力を怠らないようにしたい」と焦りはない。

 8月27日に日大・中大対抗戦に出場したが、全国規模の大会は五輪後初。8日には400メートルリレー、9日には本命種目女子100メートルバタフライに出場する。「1日目より最終日の方が上り調子になることが多い。もう少しタイムを出したかったのが正直な気持ちだけど、タイムより順位が大事。切り替えて明日以降につなげたい」。来年5月の世界選手権、24年パリ五輪に向け、一レース一レースを大切に積み上げていく。

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