橋本聖子氏、真夏の五輪開催「もう無理だと思う」 肥大化抑制へ私案披露「室内競技を冬季に」

[ 2021年10月8日 05:30 ]

取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委の橋本聖子会長
Photo By 共同

 東京五輪・パラリンピック閉幕から1カ月を機に、大会組織委員会の橋本聖子会長が共同通信などのインタビューに応じた。

 夏季大会の開催時期を7~9月に絞っている現行の五輪憲章について「(地球温暖化の影響による酷暑で)この時期しかやれないというのは、もう無理だと思う。莫大(ばくだい)な予算をかけてきた中の一つが暑さ対策だった」と限界を指摘。開催時期などには巨額の放送権料を支払うテレビ局の意向が働くとされるが「五輪をテレビで見ない時代が来ると思う。お金を払ってでも、スマホで五輪を生で見たいという人もいるだろう。そういった仕組みでも十分収入は得られると思う」とした。夏季大会の肥大化を抑えるために「室内競技を冬季五輪に持ってきてもいい」と競技分散化の私案も披露した。

 札幌市が開催を目指す30年冬季五輪については「完全な形でもう一回やりたい」と東京大会の“リベンジ”を希望。一方で招致には「なぜ札幌なのかという揺らがない意義と価値を持ち続けることができるかが重要だ。無駄遣いをしたのではないかとみられない計画書をつくらないといけない」と国民の理解を得る必要性を口にした。

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