ベンガルズが3勝目 土壇場で新人マクファーソンが決勝FG ジャガーズは19連敗

[ 2021年10月1日 13:25 ]

決勝のFGを成功させたベンガルズのマクファーソン(AP)
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 NFLは9月30日、オハイオ州シンシナティで第4週の1試合を行い、地元のベンガルズが24―21(前半0―14)でジャガーズを下して3勝1敗。終了直前まで一度もリードを奪えない展開となったが、同点で迎えた第4Q残り4秒からのプレーで新人のエバン・マクファーソン(22)が35ヤードのFGを成功させ、これが決勝点となった。

 この試合はドラフト全体トップで指名されたQB同士の対決としても注目を浴び、2019年シーズンにルイジアナ州立大でハイズマン賞を受賞して翌年にベンガルズに入団したジョー・バーロウ(24)は32回中25回のパスを通して348ヤードを稼ぎ、TEのC・J・ユザーマ(28)をターゲットにして2つのTDをマーク。一方、2021年のドラフトで全体トップで指名されたクレムゾン大出身のQBトレバー・ローレンス(21)はランでTDを1つマークしたものの、パス獲得は204ヤードにとどまり、エンドゾーンでターゲットをとらえることはできなかった。

 この2人は2020年1月13日に全米王座決定戦で対決し、ルイジアナ州立大がクレムゾン大を42―25で撃破。プロでの初対決ではローレンスが所属するジャガーズが勝機をつかんでいたが、最後にひっくり返されて軍配は再びバーロウに上がった。

 昨季1勝15敗のジャガーズは開幕から3連敗。通算では19連敗を喫し、フロリダ大やオハイオ州立大などで通算187勝(32敗)を挙げていたアーバン・マイヤー新監督(57)はNFLではまだ白星を挙げておらず、クレムゾン大時代に先発で34勝2敗だったローレンスも未勝利となっている。

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