JOC山下会長 東京五輪58個のメダル獲得に「パリ五輪で真価が問われる」

[ 2021年10月1日 15:57 ]

JOCの山下泰裕会長
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 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が1日、都内の日本記者クラブで記者会見を行った。東京五輪では金メダル27個など合計58個のメダルを獲得し、過去最高の成績を収めたが、「自国開催の後の次のパリ五輪で真価が問われる。今回と同じように世界と渡り合って初めて、日本チームの国際競争力が増したと言える」と語った。

 東京五輪後には、各競技の役員やコーチにアンケート。良かった点としては「早くからチームを編成し、活動できた」ことで、同じ監督やスタッフで4年前から戦術、戦略などを練り込むことができたという意見が多かったという。また、暑さ対策や、不祥事がなかったという点で選手に対する教育も成果があったとの意見もあった。山下会長は「要はしっかりと準備して大会に臨めたこと」と語り、今後の大会でも東京五輪の経験を生かしていく。

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2021年10月1日のニュース