体操・米倉英信、内村との共闘誓う「今度は一緒に代表として試合ができる」

[ 2021年10月1日 19:34 ]

米倉英信
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 日本体操協会は1日、18日に開幕する体操・世界選手権(福岡・北九州市立総合体育館)に出場する日本代表選手たちのオンライン会見を行った。跳馬の米倉英信(24=徳洲会)は、種目別で東京五輪代表権を争った鉄棒の内村航平(32=ジョイカル)との共闘を誓った。

 東京五輪の種目別代表の1枠を内村と争い、最終的に逃していた米倉。五輪本番では、内村がまさかの落下で予選落ちし、「米倉に土下座して謝りたいですね。本当にそんな気持ちです」と伝えられていた。

 そんな2人は、五輪後にテレビ局の取材で会話する機会があったという。米倉は「まずは、お疲れ様でした、と話をした。五輪の雰囲気は出た人にしか分からない。航平さんほど経験を積んでいる選手が、試合でうまくいかないのは五輪ならではなのかなって思って、状況や雰囲気を聞いた」と明かし、「僕個人としてはスッキリした部分があった」と語った。

 今回はともに日の丸を背負って世界に挑む。米倉は「今度は一緒に代表として試合ができる。僕が最初に跳馬で金メダルを獲って、航平さんに良いかたちでつなぎたい」と言葉に力を込めた。

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2021年10月1日のニュース