賞金ランキング2位・木下 自己最高の好成績に悩む パナソニックOP開幕

[ 2021年9月23日 17:33 ]

<パナソニックOP・第1日>1番、ティーショットを放つ木下稜介(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフのパナソニック・オープン(賞金総額1億円、優勝賞金2000万円)は23日、京都府城陽市の城陽CC(6967ヤード、パー72)で開幕した。

 賞金ランキング2位・木下稜介(30=ハートランド)が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、7アンダーで今季3度目の首位発進。自身初の賞金ランク首位浮上が確実となる今季3勝目へ絶好のスタートを切った。2イーグルを奪ったアマチュアの河本力(21=日体大4年)、小林伸太郎(35=焼鳥まさや)が首位に1打差の6アンダー、2位。賞金ランキング首位・星野陸也(25=フリー)は3アンダーの24位。石川遼(30=CASIO)は1アンダーの48位にいる。

 賞金ランキング首位・星野とは約92万円差。木下が6月のダンロップ・スリクソン福島オープンに続く今季3勝目を手にすれば、今季の獲得賞金額は初めて1億円を突破し、首位もひっくり返る。
 
 同じ1991年度生まれの石川(2009年)、松山英樹(2013年)に続く賞金王、さらには現在国内女子ツアーで賞金ランキング首位に立つ同じ奥嶋誠昭コーチ門下の妹弟子・稲見萌寧との“ダブル戴冠”もハッキリ視界に入ってきたが、木下の心の内は複雑。あるニュースをきっかけに気持ちは揺れている。

 そのニュースとは石川の米下部ツアー、コーンフェリー・ツアー挑戦。石川の決断を伝える記事の中で、ブリヂストン・オープン(10月7~10日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)終了時点の賞金ランキング5位以内であれば、ツアー予選会の最終(11月4~7日)から参加できると知った木下はすぐに詳細を確認。年内の米下部ツアー挑戦という構想が突然、頭をもたげてきた。

 「日本でやっている以上、賞金王になるのは夢であり、目標ではあります。松山選手も石川選手もその道を通ってますし。でも全英とWGCを経験してそのフィールドを通らないと自分のゴルフはうまくならないとも思うようになりました。優柔不断なんで悩んでます」

 6月の国内メジャー、日本ゴルフツアー選手権でツアー初優勝を果たし、2022年から5年の長期シードを獲得した。その後、7月の全英オープン(59位)で初の海外メジャーを経験し、8月には世界選手権シリーズ、フェデックス・セントジュード招待(43位)にも出場。近い将来、松山が主戦場としている世界最高峰の米ツアーでともに戦いたいという思いはより一層強くなったが、日本の賞金王となることもゴルフ史にその名を刻む偉業となる。

 米下部ツアー挑戦を選べば、帰国後の自主隔離などにより11月の三井住友VISA太平洋マスターズなどシーズン終盤の高額賞金トーナメントを2~3試合、欠場することになり、賞金王の可能性はグッと低くなる。それだけに悩みは深い。

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