ホーバス新監督 熱血指導を継続、八村&渡辺にも特例許さず「選手のために厳しくする」

[ 2021年9月23日 05:30 ]

バスケット男子日本代表のトム・ ホーバス新監督
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 バスケットボール男子日本代表の監督に就任したトム・ホーバス氏(54=米国)が22日、オンラインで就任会見に臨んだ。東京五輪で女子日本代表を日本バスケ史上初の表彰台となる銀メダルに導いた手腕が評価されての抜てき。女子を世界的強豪に押し上げた熱血指導を継続し、八村塁(23=ウィザーズ)、渡辺雄太(26=ラプターズ)の二枚看板にも妥協を許さない方針を示した。

 試合中はベンチから丁寧な言葉で選手を怒鳴り散らす。守備練習では相手との距離や角度が数センチでも違えば何度でもやり直しを命じた。女子代表監督を率いた4年間、ホーバス監督は熱血指導で選手を鍛え上げた。「選手と信頼関係があったから、そういう指導ができた」とした上で「私は熱い人。それがDNAなのでスタイルは変わらない。男子でもいい関係をつくって、選手のために厳しくする」と明言。八村、渡辺らスター選手のいる男子でも妥協を許さない方針を鮮明にした。

 早い攻守の切り替えや正確な3点シュートを駆使したスタイルも継続する。3点シュートと成功率の高いゴール下にシュートを集中させる戦術はNBAでも主流で、ホーバス監督は「渡辺、八村にもぴったり」と強調。男子は女子に比べて活動期間が限定される。特にNBA組は世界大会の4週間前にしかチームに合流できない可能性が高いが「そういうチャレンジは好き。簡単ではないができる」と言い切った。

 公式戦の初陣は11月下旬の23年W杯アジア1次予選(開催地未定)の見込み。最大の目標となる24年パリ五輪については「簡単に目標は言わない」と慎重だった。17年に女子日本代表監督に就任した際は東京五輪での金メダルを掲げたが、Wリーグ監督や代表コーチを経験していた4年前とは状況が違い、男子の本格指導は今回が初めて。大風呂敷を広げない姿に誠実さが垣間見えた。女子代表の高田主将が「正直、試合の方が全然、楽」と証言するハード練習を軸に、世界との距離を測りながら目標を定める。

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