大坂なおみ 連覇へ好発進「とにかく試合を楽しみたい」

[ 2021年8月31日 13:33 ]

テニス全米オープン第1日 ( 2021年8月30日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン1回戦に臨んだ大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス1回戦で2年連続3度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)が同87位のマリエ・ブズコバ(23=チェコ)に6―4、6―1で勝利し、6年連続で初戦を突破した。試合時間は1時間33分。第1セットは凡ミスを連発して苦戦したが、第2セットは安定したプレーで圧倒した。2万人を超える観衆が詰めかけたセンターコートでのナイトセッションの第1試合。ハードコートのグランドスラムでは15連勝となり、連覇へ向けて好発進した。

 ――試合を振り返って。
 「タフな試合だった。4大大会の初戦はもちろん緊張するが、今年は観客がいるので楽しめた。小さい女の子の声がよく聞こえた。完璧主義者だから多くを求めてしまうことはあるが、その考え方はやめた。とにかく試合を楽しみたい。完璧じゃなくても勝てたことがうれしいし、学ぶことも多かった」

 ――8度ブレークポイントを握られながら、すべてのサービスゲームをキープした。
 「サーブがいつも良いわけではないので、しのげてよかった。うまく対処できた。第1セットは少し消極的になったが、第2セットは攻撃的にいけた。1ポイントごと集中し、ブレークポイントでもやるべきことをできた」

 ――初戦のプレッシャーはあったか?
 「プレッシャーは感じなかった。よいプレーをしたいので緊張したが、プレッシャーではない。今回は緊張と興奮が交ざっていた。勝ち上がるごとに自信はついてくると思う」

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