東京パラは全会場で無観客決定 学校連携観戦は希望者に実施

[ 2021年8月16日 19:43 ]

東京パラリンピックに向けた4者協議に臨む(左から)東京都の小池百合子知事、大会組織委の橋本聖子会長、IPCのパーソンズ会長、丸川五輪相(代表撮影)
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 24日開幕の東京パラリンピックが全会場で無観客開催されることが決まった。大会組織委員会、政府、東京都国際パラリンピック委員会(IPC)の各代表による4者協議が16日に開かれ、緊急事態宣言が発令中の東京都、埼玉、千葉両県の競技会場に加え、「収容定員の50%、5000人以内」の上限で有観客開催を予定していた静岡県も無観客とした。静岡は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、16日に緊急事態宣言の発出を要請していた。

 一方、自治体や学校単位でチケットを購入し、児童や生徒に観戦機会を提供する「学校連携プログラム」については、希望する場合には安全対策を講じた上で実施する。感染状況などで大きな変化が生じた場合は速やかに四者協議を開催し、対応を検討する。

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