北園丈琉 パリ五輪はエースで出場宣言!「自分がなるというのは当然…次は引っ張っていかないと」

[ 2021年8月16日 22:41 ]

体操男子の北園丈琉
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 東京五輪の体操男子団体総合で銀メダルを獲得した北園丈琉(18=徳洲会)が、16日に放送されたカンテレ「報道ランナー」(月~金曜後4・45)に出演し、パリ五輪に向けた決意と内に秘めたライバル心を見せた。

 番組では、五輪終了後の北園の本音にインタビュー形式で迫った。団体総合の銀メダルには「最高の舞台。振り返った時にすごく楽しかったと、まず出てくる」などと話していたが、話題が体操界のエースについて、個人総合金メダルの橋本か?と問いかけられた場面では、「う~ん、そう…わかんないです」と言葉を濁す場面があった。その後「認めたくないというか、自分も今やっている競技者として自分が(エースに)なるというのは当然だし、みんな思うことだと思う。僕以外にも航さんとか、大輝くんも、和磨くんも思っていると思うし、日本が強くなっていくのに大事なことだと思います」との本音を明かした。団体メンバーの3人である萱和磨(24=セントラルスポーツ)、谷川航(25=同)、橋本大輝(20=順大)は、良き仲間であり、良きライバルであると話した。

 今回、最年少で団体メンバーに入った北園は、種目別の鉄棒で6位、個人総合は5位だった。北園は3年後のパリ五輪では「頼れるエースになる」と宣言。「全てが次につながる良い経験だったと思うので、次は引っ張っていかないといけない立場。早く本格的な練習がしたいです」と、意識の高さを見せた。

 番組内では、団体予選会場で食事中におにぎりをこぼすなど、あどけない映像も紹介されたが、18歳の視線には早くも表彰台の真ん中が見えているようだった。

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