銀メダリスト萌寧は五輪後初戦19位 バーディーで締め「来週につながればいい」

[ 2021年8月16日 05:30 ]

女子ゴルフツアー NEC軽井沢72最終日 ( 2021年8月15日    長野・軽井沢72ゴルフ北コース=6679ヤード、パー72 )

17番、ティーショットを放つ稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は35で回り通算3アンダーの19位だった。

 最終18番、稲見らしい正確なショットが飛び出した。残り156ヤードからの第2打。5Iを持ち「(フルショットの)5ヤード減くらいのイメージ」のコントロールショットで1メートルへぴたり。バーディーで締めくくり「最終ホールでやっと自分の思うような球が打てた。来週につながればいい」と満足げに話した。

 球が沈む洋芝への対応に苦しみ、なかなか好機をつくれなかった。14番でボギー先行。それでも16番で3メートルにつけて取り返し、最後に見せ場をつくった。

 銀メダルを獲得した東京五輪後最初の試合を19位で終えた。「30~40点」と自己評価は厳しいが「上位では争えなかったけど、予選を通ってアンダー(パー)が出て良かった」と安堵(あんど)感もにじませた。

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2021年8月16日のニュース