スケボー金メダルの四十住さくらが五輪後初滑り 子供たちに金言「楽しい部分見つけて」

[ 2021年8月12日 13:51 ]

ラルフローレン銀座のイベントに出席した四十住。併設されたランプで五輪後初滑りを披露
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 東京五輪のスケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら(19=ベンヌ)が12日、東京・中央区のラルフローレン銀座のイベントに参加した。

 ラルフローレンは8月6日から31日までの期間限定で子供向けのスケートボードスクールを開校。スペシャルサポーターの四十住は同ブランドのスポーツライン「POLO」を表現した赤、青、白、緑のカラフルなランプで五輪後初滑りを披露し、「POLOのランプをつくってもらえるなんて。とても可愛いし、持って帰りたい」と声を弾ませた。

 自身もスケートボードを始めた当初は自宅のミニランプで練習を重ねた経験があり「ランプからやるのはとても良いと思う」と強調。将来はスケートボードの指導者になる夢を持つ四十住は日本でのスケートボードの普及に期待を寄せ「五輪を目指している子の応援をしたい」と語り、子供たちへ「最初に痛い思いをすると嫌になってしまうから、楽しい部分を見つけて欲しい。私も座って乗ったりサーフィンみたいにお腹で乗っていました」と金言を贈った。

 日本にはまだスケートボードの環境が整っておらず、「日本には木のランプかハーフパイプに分かれているけど、大会はコンクリートなので大会で使っているようなパークをつくって欲しい」と要望。パリ五輪での連覇を掲げる初代女王は「男子に負けないくらいの技で楽しみたい」とさらにビッグな技を約束し、「XゲームやVANSシリーズとか今まで出てきた大会でも成績を残していきたい」と活躍を誓った。

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